6月の旬を楽しむ
玉のばあちゃんの義従兄は、親位、年齢差があるので、
横山のおじさんと、呼んでんだけど、
いつも気にかけてくれて、なんだかんだと、
自分の畑で、今が旬、というものを
季節の便りのように送ってくれるんだわにゃ。
今が旬、手作りの『ちまき』が届いてね。
農協のお母さんたちに、
ちまきを、作ってもらったらしい。
旬だから、玉のばあちゃんにも、送ってくれたんだって。
東京に住むと、スーパーの生鮮食品売り場くらいでしか、
季節を感じづらいからね、
旬の現場で生活している人が、その旬を送ってきてくれるって、
ありがたいんだわにゃ。
わらで結んであるからね、はさみで切って、
蒸したての、しっとりちまきを開くと、
笹の匂いがぷ~んと香って、
三角の、ほんのり黄色い、プレーンのもち米は、
ホントおいしい。
きな粉まぶしてパクついている時間が、至極のひとときだ。
夕食し終わった後、気が付いたら、3個も立て続けに食べて、
おなかいっぱいじゃ。
仕事の帰り道、JR浅草橋で、あやめが展示されていた。
朝は、なかったんだけど。
駅の構内に、生のあやめが、開花しててね、
夜だってのに、気分爽快になったなあ。
『旬 しゅん』っていいにゃぁ~、元気が沸きたつ。
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