出没！玉なのか？
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昨夜、10時15分過ぎに、玄関の外で、
キャキャキャ、ギャギャッ、と
猫の争い？遊び？のような音がしたから、
現場をまず確認、と思って、飛び出してみた。
ブロック塀の上で、鈴が、
後ろ向きの、おんなじ色した、おんなじ柄の
子猫と、じゃれあって遊んでた。
通路の薄暗い蛍光灯と、わたしの近視眼のせいで、
あまりよく見えなかったんだけど、
その子猫が、振り返ったら、お顔は八割れ。
☜これは玉ね⇒
玉？たま子なの？
たまちゃん、たまたま～、玉ちゃん、おいで～と、呼んでみたが、
鈴だけが、塀から飛び降りて、玉のばあちゃんの足元に来た。
塀の上の子猫は、じっと、玉のばあちゃんを見てるだけで、
玉ちゃん、玉おいで～、と呼んでも、近づいてこない。
そおっと、こちらから歩み寄っていったら、
サササササ～と、塀を伝って、その子猫は、暗闇に
消えて行ってしまった。
たま子に見えたんだけれど、
リンリン鈴付きの首輪してなかった。
はだかん坊。
たま子の、トレードマーク、
お尻の穴を、めい一杯露出して、
しっぽは旗竿のごとく、上に突き上げ、
しっぽが長くてピン！！状態で、歩くかどうか、
お顔が、
目元が、歌舞伎役者のように隈取りした柄で、
玉のように、はっきりした八割れか、
見極めようとしたけれど、
その子猫は、
しっぽは、下方に終始おろしたまま歩き、
お顔は横顔で確認できず、
暗闇の中へ、退場していった。
☜目元は隈取り、しっぽ、長くてピン！！のたま子
あれ、たま子なんかな？
昨夜までの35日間で、
8ヶ月生まれ落ちた時から、育てた人間の区別がつかなくなるとは
考えられないわにゃ、
名前を呼んで、近づいてこないのも、ありえんわにゃ。
歩き方が、わずか35日ばかりで、変わらないよにゃ。
やっぱり、実際に、その八割れ子猫と遊んでた、
鈴に聞くのが一番じゃと、思ったから、
☜ばあちゃんにインタビューされた、鈴
鈴子に、さっき、じゃれて遊んでた子猫、玉だったけ？と
聞いたら、ミャ～と言い、
玉じゃなくて、別の猫け？と聞いたら、ミャ～と、返事する、
実は、鈴は知ってんだヨにゃ～。教えてケロケロ
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